災害対策研修会を行いました

当院の透析患者さん、そのご家族を対象とした災害対策研修会を11月4日土曜日に文学館にて行いました。

災害対策委員会が企画した初めての試みでしたが、患者さんやそのご家族総勢45名にご参加いただいて「災害時の透析の必要性について」、「当院の災害対策設備」、「避難時の注意点」、「災害時の当院との連絡方法」について当院スタッフがそれぞれ講師となって説明致しました。

説明の中で「自助」といった言葉がよく聞かれました。患者さんご自身に最低限覚えておいていただきたいこと、ご自身で準備しておいてほしいものなど、患者さんやご家族の協力がなければ透析医療の継続は難しいと思われますので、これを機に家族や友人、ケアマネージャーさんなどと共に話合う機会を持っていただければと思います。

患者会の小松会長からは、患者会の活動内容や必要性をご説明いただいて早速数名の入会へと繋げておりました。

その他質疑応答にて、このような研修会の定期開催や避難訓練への参加希望などのお声をいただきましたので、今後も災害対策委員会が中心となって災害時の透析治療継続について話合いを続けていきたいと考えます。

ご参加頂きました患者さんご家族皆様には、お帰りの際に会場内や駐車場までの通路が暗くなってしまい申し訳ございませんでした。以降開催日や時間など調整いたします。